和菓子も芸術品?四季を彩る日本らしい食文化

日本の四季を愛でるスイーツ

和菓子はあまり食べないという人もいるようですが、和菓子も実に幅のある食べ物です。お茶の席で出される菓子から日常的なおやつとして食べられる大福など実にさまざま。特にここではお茶の席で出される和菓子について触れてみましょう。この場合の和菓子は四季を連想するものや風情のある景色を模したものが多く見られます。季節の花々であったり木の実などの他、川面など自然を連想させるものが多いのが特徴です。茶を楽しみながら菓子で季節を感じる、見て楽しむという意味合いも含むのがお茶の席での和菓子です。

祈りや祝いの心を込める

一方で、祝いの席や贈答としても用いられることがあります。最近は見る機会も減った紅白まんじゅうなどは、祝い全般的に使用されるメジャーな慶事用の和菓子です。端午の節句に食べられる柏餅は子供の健やかな成長を祝う意味合いにも使われます。子供が誕生した時にお母さんの母乳がたくさん出ることを祈っておはぎを配るという風習の地域もあります。お祝いや記念日、祈願などにも使われる和菓子は、日本の生活に密着してきた食べ物なんですね。

進化する和菓子という名のスイーツ

和菓子は生クリームやアイスクリーム、スポンジなどと上手に融合し、さらに美味しいスイーツとして進化を遂げているものもたくさんあります。小豆や黒蜜、きなこを使用した和菓子のスイーツはヘルシー志向の人を中心に根強い人気であることも確かです。日本には美味しい素材も多く、栗やさつまいもなどの他国内で穫れる果物や野菜を使用したそんなスイーツは年々増えています。近年では外国人にも好まれる和菓子は、芸術性も兼ね備えた日本らしい食文化の一端と言えるのではないでしょうか。

ずんだ餅とは枝豆をつぶしてペースト状にして甘みを加え、あんこのようにしたものを餅に付けた和菓子です。仙台のお土産のひとつで非常に人気が高いです。